こんにちは!伊藤です。
前回は自分の時間の使い方を考えましたよね?
それでは次は自分の周りの人をイメージしながら『忙しい人』と『仕事ができる人』について考えてみましょう。
忙しい人と仕事ができる人は時間に対する概念や使い方が明らかに異なっています。
もちろん、自分とも照らし合わせてみてください。
それでは
『忙しい人』と『仕事ができる人』の違いは何でしょうか?
私の周りには、『忙しい人』と『仕事ができる人』がいます。
忙しい人は、いつも「忙しい、忙しい」と口癖のように言っています。他人が見ると、何でそんなに忙しいのかが分からなかったりするのですが、本人は間違いなく忙しいのです。忙しいことをモチベーションにしているのかというくらいに。
それと比べると、
仕事ができる人は、他人から見ると何かゆったり、自分のペースで仕事をしているように見えますが、結果として大量の仕事を行ったりしています。
あなたの周りにもそんな『忙しい人』と『仕事ができる人』はいないでしょうか?
『忙しい人』と『仕事ができる人』は何が違うのかを、15個の仕事の仕方の違いを通して簡単にみていきます。
1.『忙しい人』は、「忙しい」と周りに言えば、「カッコイイ、頑張っている」と他人が評価してくれると思っている。
『仕事ができる人』は、「忙しい」と周りに言うことは、「無能の証明」だと思っている。
2.『忙しい人』は、終了時間への認識が甘い。(なんとなく終わったらいいな~的な)
『仕事ができる人』は、絶対にここまでに終わらせるというスケジュール意識が強い。
3.『忙しい人』は、納期意識がギリギリ。(納期寸前で作業にとりかかるので、その仕事のみに集中してしまう為に効率が悪い。)
『仕事ができる人』は、前倒し。(納期より随分前から作業に取りかかるので、2つ以上の仕事を同時並行処理したりする効率の良い仕事の仕方ができる。)
4.『忙しい人』は、仕事にとりかかって、段取りを考える
『仕事ができる人』は、段取りを考えて、仕事にとりかかる
5.『忙しい人』は、「プライベートの時間を、とれたらいいな」的にしか考えていない。
『仕事ができる人』は、「プライベートの時間は絶対にとる」と最優先的に考え、その時間を大切にする。
6.『忙しい人』は、相手の期待よりちょっと低い仕事を行い、手直しで時間をとられる。その為に誉められる事も少なく、モチベーションも上がらない。
『仕事ができる人』は、相手の期待を少し上回る形の仕事を行うので、手直しがほとんどない。そのため誉められる事も多く、モチベーションもアップしていく。
7.『忙しい人』は、ホントはやらなくてよい仕事をたくさん抱えている。断るという事が苦手。
『仕事ができる人』は、自分にしかできない仕事を理解している。そのため、頼まれた仕事を断る事ができる。
8.『忙しい人』は、段取りを考える時間を短時間で済まそうとする。
『仕事ができる人』は、段取りを考える時間を十二分にとる
9.『忙しい人』は、根回しがヘタ。仕事が完成した後に、関係者から異議がでて、トラブルシューティングに奔走する。
『仕事ができる人』は、根回し上手。仕事を始める前に、重要な関係者をリストアップし、根回しを完了させる。仕事完了後に関係者からの異論はほとんど出ない。
10.『忙しい人』は、集中できる環境を作る事ができない。電話や誰かが話しかけてきて作業の邪魔をする為に、同じ事を何度も考えないといけない。
『仕事ができる人』は集中できる環境を作る事ができる。誰も思考や作業を邪魔しない環境を作る事ができる。
11.『忙しい人』は、自分が他人に頼んだ事を忘れている。
『仕事ができる人』は、自分が他人に頼んだ仕事は決して忘れない。時折、チェックも入れるので、相手も忘れることができない。
12.『忙しい人』は、他人に事を頼むのがヘタ。依頼する際の打合せが不十分な為に、完成物を自分で手直しするのに時間がとられる。(人に頼まずに、自分でやった方が速いといった事になる)
『仕事ができる人』は、他人に事を頼むのが上手。依頼する際の打合せで詳細にイメージ合わせをする為に、完成物の手直しなどがほとんど発生しない。
13.『忙しい人』は、学習する時間をとれていない。いつまでも同じやり方で仕事をしている。
『仕事ができる人』は、どんなに忙しい時でも学習時間の確保を行っている。学んだ知識をもとに、もっと効率的な仕事のやり方を求めて、いつもチャレンジをしている。
14.『忙しい人』は、運動などにも時間がとれなかったり、睡眠不足で仕事をしてしまう。時には徹夜も。そのため体調不良を崩し、身体に無理して仕事をしてしまう。体調によりモチベーションも不安定になる。
『仕事ができる人』は、適切な運動を定期的に行い、十分な睡眠をとり仕事を行う。
15.『忙しい人』は、「忙しい状態」を甘んじて受け入れてしまっている。
『仕事ができる人』は、「忙しい状態」事は絶対にイヤ。受け入れる事ができないと思っている。
今挙げた例は必ずしも正解ではありませんが、考える基準にはなりやすいかと思います。
自分はまだまだ『忙しい人』の要素が多いですね。
あなたは『忙しい人』、『仕事ができる人』どちらでしたか?
マインドセットだけでも時間の使い方は大きく変わりそうですよね?
同じ仕事をするなら『仕事のできる人』と言われるようになりたいですね。
今回までの3回はとりあえず自分と仕事の関係を少しでも考えるきっかけになればいいと思っています。
次回はまた別の話をしますね。
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